前回からの続き。
始める前に一式揃っているか確認。
まずは補修用のステックが差し込めるように穴を拡張する。
上の画像には間違いがあります…(パンク穴の拡張は赤いリングを取った状態で行う)。
見えづらいけどラーバセメント(接着剤)つけて。
グリグリぐり…とね。
ラバーセメントは10年以上たっても全く固着してなかった。
ミニステックを付けて
むっちゃりラバーセメント付けて
グリグリぐりと(本当はグリグリしちゃダメ)
これでOK…と思ったら
ボロっと取れてしまった。
まだ3回分あるからね、気を取り直して。
上の画像にも間違いがある…(ステックの差し込みは赤いリングを付けた状態で行う)
付属のカッターだと切りづらいのでハサミでちょん切ることに。
あ、あれれれ…
結局3回失敗してネットで調べ直して4回目でなんとか成功した。
今回つかんだコツは下記の通り。
- パンクの原因となった異物を取り除くときに刺さっていた角度、方向をしっかりと確認する
- パンク穴の拡張はリーマーの赤リングを取った状態で行う
- リーマーにラバーセメントを付けて穴にそってまっすぐ根本まで差込みグリグリ回転させて拡張する(穴の様子を見ながら繰り返す)
- 拡張した穴の中にラバーセメントがしっかりと注入されていない場合はチューブから直接ラバーセメントを注入
- ミニステックのリーマーへの装着は赤リングをはめた状態で行う
- ミニステック挿入時はリーマーを決してねじらない(ねじるとほぼ確実にもげる)
- ミニステックが赤リングにピッタリとつくまでしっかりと差し込む
- ステック挿入後30分以上間をあけてから3mmていど残して切り落とす
- ステックの切り落としにはよく切れるハサミやニッパーを使う
- 空気入れは切り落としてから30分(ステック挿入から60分)程度時間を開けてから行う
結構長い。
太字にした部分は今回の失敗の原因と思われる部分。
ステック挿入から空気入れるまでに60分も時間空ける必要は無いと思うがモゲてやり直しになったら余計時間かかるから余裕をもったほうがいいだろう。
4回もやり直したうえにたっぷり付けたつもりでもラバーセメントは2本で十分たりた。
成功後の補修箇所。
出先でのパンクを想定して車載している空気入れでシュコシュコ入れてみる。
ポンプのエアゲージは小さい上にメモリも大雑把なので当てにならない。
ただ空気がちゃんと注入できてるか確認できるので、あれば便利。
人力は大変だろうなぁと覚悟してたせいか案外楽に規定の空気圧まで上げられて拍子抜け。
大して急いだわけでもないが5分もかからなかったと思う。
空気圧はちゃんとしたエアゲージで計った。
近所を軽く一周してくる。
走った後の補修箇所。とりあえず問題なし。
その後ちょっとしたツーリングに行ったりもしたが空気が抜けるとか抜けやすいとかはなかった。
オフや高速は怖いんで走ってないです。
3回続けて失敗するやつはなかなかいないと思うが説明書には書いてないコツが結構あるので事前にWebでリサーチとなによりも実際に練習することをおすすめする。
大橋産業 パンク修理キット ミニステックタイプ
今回使ったミニステックタイプ。スティックじゃなくステックらしい。
このステックタイプはどこのメーカーから出てるやつも大橋産業のOEMだと思う。
付属のカッターは切りづらいし他にナイフやハサミ持ってくなら無駄になるからバラで買ったほうがいいかも。
大橋産業のパワーバルカシールタイプ
ジャーキータイプの進化版?
リーマーとフックが別々。
バイクに車載するにはかさばりそうだけど作業性は良さそう。
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