夜の未舗装路はとても暗い。
今どき未舗装の道なんて深い森の中を走っている場合がほとんどで、街灯はもちろん星明かりすら届かない時がある。
そんな道ではヘッドライトの照射範囲以外は足元にあるはずの地面すら見えない。
バイクを走らせていると背中から闇が追いかけてくるような錯覚を覚えるぐらい暗い。
非日常感を味わうにはよいのだが安全面を考えるともう少しあたりを照らしたいとも思う。
ということで補助灯兼フォグランプを追加することにした。
準備したのは以下
左上にあるのが補助灯、amazonで購入。amazonではワークライトという名称で売っていた。
左にあるのが補助灯を固定するステーとナットやワッシャー。
真ん中がヤマハのワイヤーリード三口分岐。電源を3つに分岐させるコネクタ。
以前取り付けたサブハーネスキット同じ規格(110型)のカプラー。
サブハーネスキットの取り付け記事はこちら。
なにはともあれ、まず補助灯を分解してみる。
プラスチックっぽい素材のレンズ。
さらに内側に透明なゴムのような素材。
コイツで光を拡散させるだろうか。
中にはLEDが1つ
背面。
素材はアルミでフィンがついて放熱性はそこそこありそう。
アルミ製だけど手に取るとずっしりと重みを感じる。
背面から伸びるコードの根本に隙間は見えない。
簡単に浸水することはなさそうだが念のため接着剤で埋めておこう。
ダートを走るとレンズに傷が付きそうなので百均で買ったタブレット用の保護フィルムをくり抜いてレンズを保護することに。
カッターやハサミでフィルムを円に切るのは難しいのでカッター付きコンパスみたいなやつを百均で買った。
気泡が入ったうえに真ん中にコンパスの針を刺した穴が空いているけど気にしない。
レンズ止めている蓋と本体の間の隙間から浸水しないように自己融着テープで止める。
お次は電源。
ペンチ、電工ペンチ、5sqの赤黒コード 、三口分岐、黄色と黒の圧接形中継コネクタ。
5sqの赤黒コードに中継コネクタと三口分岐のオス側の端子を取り付ける。
端子をカプラーに挿し込む。
んで、こう。中継コネクタをかませることで簡単に取り外しが可能になる。
これで準備万端。
はじめはフロントタイヤの泥除けあたりに付けようかと思っていたが補助灯を実際に手にとって見ると結構重かったので車体側のフレームに取り付けることに。
装着場所はトップチューブとダウンチューブを止めている2本のボルトに共締めすることに。
まずはナットを外して。
うーん。
フレームの溶接部分の微妙な出っ張りなんかが邪魔してイマイチ位置が決まらない。
ハンドル切った状態でフロントサスが底着きしても当たらない位置に調整しないと。
下側につけてみる。
う~ん
いいんじゃない?
接続テスト。
OK OK、ちゃんと光った。
正面から見るとサスペンションや泥除けで隠れてしまうのでボルトを入れて外寄りに調整。
夜の河川敷でチェック。
まずはヘッドライトと補助灯両方点けた状態。
ヘッドライトのみ。
補助灯のみ。スクリーンのあたりで光ってるのはメーター周り照らすために付けたUSB LEDライト。
正面から見るとかなり眩しいので調整が必要かな。
まだ片側しか点けて無いけど両側つければサイドはかなり明るくなりそう。
追記
もともとフォグランプではないので正面から見たときの眩しさはどうにもならなそう。
より対向車への影響が大きそうな右側はかなり下向きにして、対向車への影響が少ない左側は水平に近い角度にしている。今の所お返しハイビームとかはもらってない。
LEDワークライト 狭角 10W 丸形 12V/24V
コスパのいいワークライト。
フォグランプ専用というわけではないのでカットラインとかは無く光が拡散するので対向車への眩惑に注意。
画像のタイプの補助灯(ワークライト)は売れてるせいか粗悪品の偽物も出回っているみたい。
Amazonで買う場合はAmazon.co.jpが販売、発送してるやつを買ったほうが何かあったときの返品が楽だと思う。
楽天やYahoo!ショッピングで買う場合は店舗レビューなどを見ながら信用できそうなショップから買ったほうが良いと思う。
補助灯の防水に使った自己融着テープ。
ニトムズ 自己融着テープ伸ばしながら重ねるように巻くとテープ同士がくっつく。
しっかり防水できてビニールテープと違ってべとつくことが無い。
本職がメカニックか電気工事士とかでも無い限りカプラーと配線買って自分で分岐作るよりも楽だし、時間やパーツ代考えたら結局安上がりだと思う。
今回使った電工ペンチはコレ。
エーモン ターミナルセット (大)エーモンの電工ペンチセット。
Amazonのレビューはボコボコだけど一通り揃ってて入門にはちょうどいいんじゃないかな。
本格的にやるつもりならはじめからもっといいヤツ買ってもいいかも。
ギボシ端子よりコンパクトで一旦接続した後も工具を使わずに取り外せる。
転倒時に地面に接触しないか確認してみた。
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